相続放棄手続きのご相談

相続手続きは多くの方の人生にとって数回あるかないかの手続きかと思います。故人に対する悲しみも消えない中で手続の窓口に行くと専門的な用語や慣れない煩雑な手続で肉体的にも精神的にもさらに負担がかかってしまいます。

当事務所の無料相談では経験豊かな司法書士が相続放棄について丁寧にご説明させていただきますのでお気軽にご利用ください。

相続放棄の申立てには期限があります。

相続が発生して被相続人の財産確認後にプラスの財産より借金などマイナスの財産が多い場合は相続放棄を検討して相続開始を知った時から３か月以内に家庭裁判所に相続放棄の申立てをしていく必要があります。
申立ての期限に間に合わないと相続人が被相続人の多額の借金を負担することになってしまいます。
相続放棄には３か月の期限や条件もあるため、必ず放棄の申立てが認められる訳ではありません。
注意すべきポイントなど専門家からのアドバイスでスムースに手続が進む場合が多くありますので相続放棄を検討されている方はお早めにご相談下さい。

相続放棄の注意ポイント

◎部分的な相続放棄が出来ない
相続放棄の申述が家庭裁判所で受理されると申述人は最初から相続人でなかったことになります。
つまり被相続人が残したプラスの財産とマイナスの財産の一切含めて全て相続財産を放棄しなければなりません。

◎先順位の相続人が全て放棄した場合には相続の権利が次の順位である相続人にまわります
仮に配偶者と子供がいるようなケースでは第１順位相続人である子供が全員相続放棄を行い受理されると次の順位である被相続人の両親や兄弟姉妹甥姪などにも影響が出てしまいますので段階的に各順位の法定相続人が放棄をしていかなければならない事もあります。
放棄の申し立ての前にあらかじめ次の順位で相続人となってしまう親族との相談が必要になることもあるかもしれません。

相続放棄手続き（相続開始後3か月以内）の報酬・実費費用

相続放棄手続きサポート

◇相続人が配偶者及び子供や孫、親等の第一、第二順位相続人の場合

基本報酬：３万円～（但し２人目からは１人につき２万５千円加算）

◇相続人が配偶者及び兄弟姉妹や甥姪の第三順位の場合

基本報酬：６万円～（但し２人目からは１人につき２万５千円加算）

※実費：※申立てに必要な印紙、切手、戸籍書類代及び小為替発行の手数料・郵送費などの実費が別途かかります

参考

印紙800円（申述人1名につき）
戸籍謄本　1通450円
除籍謄本、改製原戸籍　1通750円
戸籍附票、住民票　　　１通300円

その他相続放棄手続きに関連するサポート

相続放棄期間伸長手続き

相続人が相続財産を調べてみても3か月の期限内にはっきりしたことが判明しそうもないため相続放棄の申立てを行うか否かを決めかねるような場合は家庭裁判所に3か月の期間伸長の申立てを行うことが可能です。

◇相続人が配偶者及び子供や孫、親等の第一、第二順位相続人の場合

基本報酬：３万円～（但し２人目からは１人につき２万５千円加算）

◇相続人が配偶者及び兄弟姉妹や甥姪の第三順位の場合

基本報酬：６万円～（但し２人目からは１人につき２万５千円加算）

※上記基本報酬は相続放棄をする相続人１人あたりの金額です。

※当事務所で申し立てに必要な戸籍を収集する場合は１通につき１５００円が加算となります。

※受理証明書の取得が必要な場合は、取得代行費（１通につき1500円）及び実費が発生します。

実費：※申立てに必要な印紙、切手、戸籍書類代及び小為替発行の手数料・郵送費などの実費が別途かかります

債務調査

◇全国銀行協会や指定信用情報機関での調査代行の場合

基本報酬：９万円～

※当事務所で申し立てに必要な戸籍を収集する場合は１通につき１５００円が加算となります。

実費：申立てに必要な切手、書類代その他の実費が別途かかります

相続放棄手続きサポート内容

◇相続人が申立てに必要な書類を含めて当事務所に依頼された場合
戸籍書類収集、相続放棄申立書類作成、家裁への書類提出代行、照会書サポート、放棄受理証明書の取得代行

相続放棄手続きサポートの流れ

（１）ご相談のご予約

ご相談は完全予約制となっております。お電話またはメールでお気軽にお申込み下さい。
お急ぎの方で予約に空きがありましたら当日のご相談も承ります。またお近くのエリアの方でしたら無料で出張相談も可能ですのでご相談下さい。

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（２）ご面談

司法書士が誠意をもって丁寧にご対応させて頂きます。また守秘義務などもご安心下さい。

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（３）お見積り

安心してご依頼頂けるようご相談内容に基づき報酬・実費などをご説明のうえお見積りをさせて頂きます。

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（４）ご依頼

ご検討後、当事務所にご連絡のうえご依頼ください。相続放棄手続きの際に事前に戸籍が必要となります。当事務所で取得代行の場合、故人様の生い立ちや法定相続人の構成によって取得する戸籍の通数や請求先市役所の窓口が多数となる場合にお時間がかなりかかってしまうケースもございますのでお早めにご依頼頂下さい。

参考　相続放棄の申し立てで必要となる標準的な書類

相続人が配偶者や子供等の第１順位相続人の場合

◎被相続人の死亡記載のある除籍謄本
◎被相続人の住民票の除票
◎放棄申述人の現在の戸籍謄本

※直系尊属である父母や祖父母などの第２順位相続人、傍系血族である兄弟姉妹甥姪などの第３順位相続人が相続放棄申述をする場合は◎被相続人のご出生～お亡くなりまでの戸籍、◎亡くなっている被相続人の両親等の死亡記載のある戸籍、◎被相続人の子供（及びその代襲者）が亡くなっている場合はその方のご出生～お亡くなりまでの戸籍、◎申述人が代襲相続人（甥姪）の場合は被代襲者の死亡記載のある戸籍、◎被相続人の住民票の除票、◎放棄申述人の現在の戸籍謄本等が一般的に必要となります。

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（５）委任状にご署名・ご捺印及び着手金のお支払い

当事務所作成の委任状などの必要書類にご依頼者様からご署名・ご捺印頂き着手金のお支払いを頂きます。なお、着手金は報酬・実費を含めた概算お見積りの半金とさせて頂きます。

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（６）戸籍などの必要書類を収集後、当事務所で家庭裁判所に提出する申し立て書類を作成・相続人様よりご署名・ご捺印のうえ提出頂きます

書類のお渡しやご署名・ご捺印などは全てご郵送にて行いますので事務所に何度もご来所頂く必要はございませんので手続きはスムースに行うことが可能です。

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（７）当事務所にて家庭裁判所へ必要書類、申し立て書類を提出

※ご注意
期限の3か月が間に合わないケースなど家庭裁判所に期間伸長の申立てを行うことが必要となる場合がございます。

（８）家庭裁判所から申述人のご自宅へ照会書が届きます

※ご注意
この照会書は放棄を受理するために相続財産を申述人が処分などをしていない事を確認する重要なものですので届いた後当事務所までご連絡頂き記載事項などアドバイスさせて頂きます。

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（９）家庭裁判所から相続放棄の申述受理の通知書が申述人のご自宅へ届きます

申述受理の通知書が届いた後、必要に応じて相続放棄申述受理証明書の請求交付を受けることが出来ます。

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（１０）手続き完了後、残金のお支払い

相続放棄の受理通知書が届いて後、確定した実費を含めたご請求書をお送り致しますので残金をお支払い頂くようになります。